投稿

10月, 2011の投稿を表示しています

インド編終了

日本に帰ってきました。現在の居場所四万十市。 アメリカ、ヨーロッパ、アジアの数カ国行ってきましたがインドは全てが驚きの連続でした。若い一達にはぜひ行ってもらいたい国の一つです。 なにはともあれ無事に帰ってきて改めて日本の素晴らしさを今感じています。というかまず飯がうまい!! 今は次のプロジェクトに向けて準備中です。 みなさまこれからもどうぞよろしくお願い致します。

スカーフを買いに

イメージ
今日は買い物をしたり、ガンジス川のほとりで笛を吹いたりの一日でした。お土産なぞもがらになくここで出合った日本人と買いにいきました。 ここはシルクやカシミア製品が安いのでとりあえずホテルの主人にお勧めの場所を聞いて出かけようとしたら、店から迎えがきたので少しびっくり。 店に着く前には工場なども見せてくれ、割と若い世代が刺繍に励んでいた。店では暖かい御もてなしでチャイなども出してくれさっそく説明が始まった。袋を破ってお構いなしにどんどん見せてくる。すべてが美しすぎる。基本全てハンドメイドの全刺繍だから見事なものだ。将来雅楽の衣装をここで注文してもいいかと考えたりした。 一緒に行った友人を二時間くらいここで費やし、僕は三枚のシルクのスカーフと一枚のカシミアのスカーフを母に買う事にした。 さてここからが本番、どこまで値引きできるかだ。インドでは常に交渉。最初にオーナーが提示してきたのが9000ルピー。インドで約2週間過ごして僕もどこまで落とせるかの感覚が多少ついてきていた。6000ルピーくらいまで落としたかったから、電卓に5000とうってオーナーに見せた。 オーナー;8000 僕;5500 オーナー;7500 僕;5800 オーナー;7000 僕;6000 さぁ詰まってきたぞと思いながら、無言の戦いが続く。 オーナー;6800 最初は6000とにらんでいたが、ここは僕をここに紹介してくれたオーナーの顔をあると思い、6300とうった オーナー;6700 僕;6500 DEAL 握手して交渉成立。 もう少しいけそうな感じもしたが、お互いに満足してなんぼだ。 インドへ行った時にはぜひお立ち寄りを。 http://www.silkveg.50webs.com/

サルナート

イメージ
ブッダが初めて説法をしたところサルナート。 ここで龍笛を吹く事が出来た事に対し僕はなんともいえない感動をおぼえました。サルナートという名前の重さからというより何か僕はこの“場所”から深いものを感じました。異常な程の鳥肌と心地よさを今も思いだす事が出来ます。 街中の喧騒とした場所から一転、非常に長閑な心温まるそして又何か得体のしれないエネルギーを与えてくれる場所でした。 僕が色々な場所で龍笛を吹いて回っている一つの理由はそれぞれの場所からエネルギーを頂こうとしているのです。そして人様の前で吹く時にその僕の経験した全てを感じとってもらうというのが僕の基本的なスタイルです。 ヒマラヤで吹いた時も何か深いものを感じましたが、サルナートという場所で笛を吹けた事は何といいますか、決して僕が選ばれた人間という意味ではありませんが、深い因縁というものを感じざるを得ませんでした。 ここからたった一人の人間によって深く広く強い仏の教えが始まったのです。この文章を書きながらもまだ体の中で何かがざわついています。 次はルンビニ―が僕を呼んでくれるはずだ。 タイからの信仰者達

プージャ

イメージ
プージャとはヒンズー教の毎晩の儀礼でロウソクやお香を使って行われます。ガンジス川に花を浮かべ、たくさんの人達が祈りを捧げていました。 毎晩6時半ごろから行われているそうで、観光客に交じりその日出合った日本人と一緒に見に行きました。因みに彼は9が月かけて世界一周している大学生で、この時がインドを一周して4カ月目になると言ってました。 幻想的で後ろすべての人達がこの祈りに参加しているのが印象的でした。 宗教儀礼であるが芸術作品でもある。祈りから来るものには魂が宿っている。 そんな龍笛を吹きたい。

バラナシ初日

イメージ
バラナシ初日です。 お決まりの人、人、牛、犬、、 バラナシには夜中の二時くらいについたので、一晩は駅近くの安ホテルに泊まりました。ここでもリクシャのおやじとひともんちゃくあったのですが、ここではありすぎるので省きます。 さて翌朝。 ホテルから出る前には、ひとつ気合いを入れないと屋外に気軽に出られない町です。さっそくサイクルリクシャを拾いガンジス川辺りに宿を探しに出かけました。降りるや否や怪しげな日本語堪能な少年が来てどこに行きたいかを訪ねてきた。基本向こうから声をかけてくる場合は99%何か企んでいるので最初は無視した。が、全くここは初めてなのでとりあえず地球の歩き方に書いてある宿の名前を言ったら連れて行ってやるというから、騙されて元々、着いたらラーッキー程度に思って付いていったらほんとにそのホテルについてしまった。本にはオーナーの姉妹がなにやらマッサージを行っているというから、その事も尋ねたら事実だった。 これがシバゲストハウス。 たまにはいい少年もいるもんだと思い、チップをあげようとすると要らないという。その後店を持っているから見に来てくれというから、成程そう来たかと思ったが、まぁ暇だし行ってみた。そこには日本人の観光客が数人たむろっていて、僕をここに連れてきた少年とも気軽に話していたから、こいつはいい奴なんだとすっかり僕は気を許してしまった。その後、僕が笛を吹いているからという事でタブラの奏者の所へも連れていってくれた。それからマニカルニカーガードという所へ連れて行ってやるというから、まんまと着いて行ってしまったのがこのお話の始まり。 着くや否や、別の20代後半くらいの男がいて彼が僕に説明を突然始め、火葬場のすぐ側まで連れていってくれた。説明もかなりきちっとしていて僕はその雰囲気に軽い感動を覚えた。終わると一部屋に連れていかれまき代がどうやらこうやら言い始めた。100ルピーも払えば十分だろうと思い差し出すとなんと3000ルピーだと言いだす。そういえば地球の歩き方にも高額なまき代を後で請求される事件が多発していると書いてあった事をその時思いだしたが、事既に遅し。。。数人の男どもが僕を囲み出口なし。。。この時点で僕はもう怖さより笑いが出始めた。僕の体全てをチェックし、龍笛にも手を出そうとした。さすがにこれには触らせまいと踏ん張った。そして僕

アムリサル

イメージ
シク教の聖地アムリサルです。 ここも人人人、牛、牛、犬、犬。。。であふれかえっていました。 サイクルリクシャのおじさん。 早速 Gold Temple に行きました。回廊はすべて大理石でできていて、ここは裸足で入るので、最初は気持ちよく感じますが、まだ九月はかなり暑く足の裏が軽いやけど状態になってきます。 人間の信仰というものはいったいなんなんだろう考えてしまします。建物の中央にある GoldTemple に多くの人が祈りを捧げるためにかなり長い行列ができていました。一歩外に出ると、どのくらいか分かりませんが観光客を騙そうとする人間が溢れています。信仰と道徳というのは全く別のものだという事をここインドではひしひしと感じます。

シュリナガラからアムリサル

イメージ
下痢の続く日々です。 スリナガラからアムリサルへ移動でした。幸運にも移動中腹痛に襲われる事もなく助かりました。 バスでジャムまで行きそこからアムリサルまで電車で約18時間かかりました。朝の9時に出てホテルに着いたのは次の日の朝3時。疲れましたが特にバスでも移動は思っていたより、と言うかインドでは全てが想像以上なのですが、色々と圧倒されました。景色はもちろん、運転手の激しい運転にも。 日本でもアメリカでもヨーロッパでも見た事ない景色でした。においもきついし、観光客はシュリナガラから数えて日本人0、他はヨーロッパ系、韓国人を含めて5人未満でした。いずれにせよ毎日戦いと感動の毎日です。

シュリナガラで一日リラックス

イメージ
お腹も本格的にゆるくなってきました。 ここシュリナガルの僕が泊まっているところは全くネットに繋がりません。というかインドに入って一度もネット状況に入れてないので今はただワードに書いているだけです。 ということで湖に浮かんだボートホテルから池を眺めながら、笛を吹いたりせっせとこの文章を書いたりしていました。外からはイスラム教の祈りの歌が聞こえてきます。ここシュリナガルは75%以上がイスラム教だそうで、女性は誰もが物乞いの方々も含めて実に美しいドレスを着ています。 そうしてる間にも窓の所に、花、アクセサリー、箱類をボートにのって売りにきます。 Only looking, only looking と言いながら買わなかったらぶすっとして帰ります。彼らも冬の間に作って、暖かい時期しか商売ができないから必死です。気持ちは分十分に分かりますが、僕は一切買いません。って特に何か哲学があるわけではなくただの貧乏アーティストってのがほんとの理由ですが、、、 今日は一日いろいろな事を考える事ができた日でした。一つ感じたのは物乞いの人も物乞いという仕事をしているのだ。何も普通のサラリーマンと変わりない。ただどうしても抜けだせない環境にいる。決して知恵が足らないとか、努力してないとかそんなレベルの話ではない。その点において日本に生まれたという事が“幸せ”とは言えないかもしれないが、たくさんの生き方の選択肢はある事は間違いない。 このじいさんも必死に笑顔を作って、必死に手を合わせてお願いをしてくる。 何とも言えない気持ちが襲ってくるのは拭えない。 明日はアムリトサルにバスと電車で移動です。 しっかり生きてゆかねばならない。

ヒマラヤ山脈

イメージ
山は山だろうと甘くみていました。 圧巻です。壮大です。大きさと拍力が違いました。何か味わった事のないエネルギーも感じました。 この時期九月はジプシー達が山から下りてくる時期でこれも初めてみる景色で車の窓から乗り出して見てしまいました。 ジプシーの夏の間の家 名付けて The wind of Himalaya  一吹きしてみました。インドドレスも手に入れてみました。 昼飯 僕は景色を見るのも好きですが、基本的には人に興味があります。 帰りに小さな村で車を止めてもらい民家を覘いてみました。おそらく旅行者も少ないのでしょう。僕を見てびっくりする子供もいました。 その後一人で歩かせてくれと運転手に頼んで通りを一人で歩きましたが旅行者はゼロでした。一時間くらい昼寝してから追いかけてくれとドライバーに言ったのに、後ろからやはり心配らしくゆっくりと追いかけてきていました。 この人(ドライバー)は普通にいいおじさんでした。 エネルギーを頂いた一日でした。 帰るやいなや、荷物をまとめろと言いだすから、なんだ追い出されるのか?まぁインドだから何が起こってもおかしくないと思いつつ、宿の主人についていくともう一方のボートに移され、それがなんとえらい豪華な部屋。 ボートホテルなので人が出入りすると揺れます。 僕  I cannot pay anymore. 主人    You don’t need to pay anymore. Just give me good tip when you leave. 失笑 まぁ生きてるからいいか 感謝 感謝