シュリナガラで一日リラックス


お腹も本格的にゆるくなってきました。

ここシュリナガルの僕が泊まっているところは全くネットに繋がりません。というかインドに入って一度もネット状況に入れてないので今はただワードに書いているだけです。




ということで湖に浮かんだボートホテルから池を眺めながら、笛を吹いたりせっせとこの文章を書いたりしていました。外からはイスラム教の祈りの歌が聞こえてきます。ここシュリナガルは75%以上がイスラム教だそうで、女性は誰もが物乞いの方々も含めて実に美しいドレスを着ています。



そうしてる間にも窓の所に、花、アクセサリー、箱類をボートにのって売りにきます。Only looking, only looking と言いながら買わなかったらぶすっとして帰ります。彼らも冬の間に作って、暖かい時期しか商売ができないから必死です。気持ちは分十分に分かりますが、僕は一切買いません。って特に何か哲学があるわけではなくただの貧乏アーティストってのがほんとの理由ですが、、、

今日は一日いろいろな事を考える事ができた日でした。一つ感じたのは物乞いの人も物乞いという仕事をしているのだ。何も普通のサラリーマンと変わりない。ただどうしても抜けだせない環境にいる。決して知恵が足らないとか、努力してないとかそんなレベルの話ではない。その点において日本に生まれたという事が“幸せ”とは言えないかもしれないが、たくさんの生き方の選択肢はある事は間違いない。

このじいさんも必死に笑顔を作って、必死に手を合わせてお願いをしてくる。


何とも言えない気持ちが襲ってくるのは拭えない。


明日はアムリトサルにバスと電車で移動です。

しっかり生きてゆかねばならない。




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