Insanely Simple
久しぶりに、本屋で本を買った。たいていはアマゾンからだから。
特に内容が気になってたものではなかったが、書店で、正直表紙が気に入ったから、そして丁度、今笛の稽古においては、余分なものを落とすというイメージを作ろうとしてたから、その点が合致して購入した。
本文からいくつか抜粋する。
人は年齢や宗教、文化、政治的信条に関係なく、シンプルさを好む。P15
スティーブが常々、アップルの製品はどれも本質まで削りこんでいて、完璧にデザインされていると自慢していた P76
それは商売の基本原則のひとつと考えるべきだーシンプルさは人を引きつける。P87
シンプルさが追い抜かれることはめったにない。 P113
ある問題を解決しようとして、最初に考え出した解決策がとても複雑だったとしよう。ほとんどの人はそこで考えるのをやめてしまう。だが、そこでやめずに考えつづけて、タマネギの皮をむくようにムダなものをそぎ落としていくと、とても洗練されたシンプルな解決策にたどり着くことがよくある。 P288
シンプル万歳 P305(最終行)
言いたいことはシンプルだな、とまとめてしまえばそれまでだが、そんな簡単なことではないのは明らかだ。余計なものを削り落として、本質を求めるなどと口でいうのは簡単だが、そもそも余計なものを含めたくさんの良質なアイデアを出すという作業も、複雑に考え抜いた後に出てくるものだと僕は思っている。
さて、笛について置き換えて考えてみると、シンプル、若しくは削っていくというイメージは、音そのものに働かせるというより、意識についての話だ。要するに吹奏時二つ以上の意識を働かせないことだ。音はある意味シンプルではだめだ。だが不必要な意識は非常識に削り落とす必要がある。
ってなんか久しぶりにこんなこと文章にしてみました。
今日はこれから以前作曲した曲を削りにかかってみようかな\(*⌒0⌒)♪
不思議な事に音が出だすと、フレーズがみえてくるんだな。
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