魂の響き
なかなか今まで生で聞く機会のなかった林英哲さんの太鼓。
林英哲さんの音は実に貫録のある粘りのある音でした。素直に感動いたしました。特にお弟子さんとの三人での演奏は、体が音にロックされ身動きが取れないくらい見とれ、聴き惚れてしまいました。太鼓を叩いていると言うより、出てくる音を叩いていうようで切れ目のない響きがホール全体を包み込んでいました。龍笛の音も真を捉えるとどこからともなく脳に音が入ってきます。まさにそんな感じで音の出所が分からないような錯覚に陥るほどホール全体の空気が振動していました。
最後の曲は籐舎さんとの即興で、題名は高知に因んで「黒潮」。
へんな話プロが奏すると、どんな題名をつけようが、どんなに叩こうが吹こうが良いものが出来上がります。
それは”音色”と”間”がいいからです。僕は邦楽は”音色”と”間”が命だと思っています。間というのは所謂リズムです。
この黒潮も実にすばらしかったです。籐舎さんの音色は実に竹らしい音がでて、繊細且つ大胆な横笛だなと感じいりました。曲の静かな入りだし、中盤から最後にかけての流れかたが非常にスムーズでした。即興によく見られる奏者どうしの行きすぎた遊びや駆け引きというのがこのコラボには一切感じられず、上質な品のある、そして何か感傷的でありながら、空や無を表現してもいるような作品だっように思います。
さらに驚いたのが林英哲さん、太鼓を20歳のときに初めて40年たつとか、、技術といっても太鼓は体力もみるからに必要な楽器だと思うのですが、これには驚きです。心拍数、肺活量だったかな、どっちか忘れましたがそれも20代並みとか。。。
”音の響き”というものを勉強させていただきました。
ごふく美馬さん主催の「林英哲×藤舎貴生 魂の響き」というコンサートが高知市文化プラザカルポートでありました。
林英哲さんの音は実に貫録のある粘りのある音でした。素直に感動いたしました。特にお弟子さんとの三人での演奏は、体が音にロックされ身動きが取れないくらい見とれ、聴き惚れてしまいました。太鼓を叩いていると言うより、出てくる音を叩いていうようで切れ目のない響きがホール全体を包み込んでいました。龍笛の音も真を捉えるとどこからともなく脳に音が入ってきます。まさにそんな感じで音の出所が分からないような錯覚に陥るほどホール全体の空気が振動していました。
最後の曲は籐舎さんとの即興で、題名は高知に因んで「黒潮」。
へんな話プロが奏すると、どんな題名をつけようが、どんなに叩こうが吹こうが良いものが出来上がります。
それは”音色”と”間”がいいからです。僕は邦楽は”音色”と”間”が命だと思っています。間というのは所謂リズムです。
この黒潮も実にすばらしかったです。籐舎さんの音色は実に竹らしい音がでて、繊細且つ大胆な横笛だなと感じいりました。曲の静かな入りだし、中盤から最後にかけての流れかたが非常にスムーズでした。即興によく見られる奏者どうしの行きすぎた遊びや駆け引きというのがこのコラボには一切感じられず、上質な品のある、そして何か感傷的でありながら、空や無を表現してもいるような作品だっように思います。
さらに驚いたのが林英哲さん、太鼓を20歳のときに初めて40年たつとか、、技術といっても太鼓は体力もみるからに必要な楽器だと思うのですが、これには驚きです。心拍数、肺活量だったかな、どっちか忘れましたがそれも20代並みとか。。。
”音の響き”というものを勉強させていただきました。
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