What Makes Japanese Art?
非常に興味深いタイトルに誘われ先ほど見てきました。 所謂日本にしか概念というか観念というか、わび、さび、無、和、呼吸、間などがテーマだったようです。 日本舞踊、太鼓、琴、習字によるパフォーマンスで、四季に関するイメージの文字を夏から書いていくというものでした。下の写真は右から、夏、秋。音楽もそれに因んで演奏していました。 下の写真は、右から冬、春。 非常におもしろいアイデアだと思います。 四枚が出来た時点で終了し、その後は“間”についてお客さんとのディスカッション。 そして僕なりに“間”というものを考えてみたいと思います。 まだまだ修行中の身でありはっきりとした事は分かりませんが、陰陽説から考えると世の中は二つから出来ている。表と裏、光と影、男と女。あげるときりがありません。 だから“間”というのは単純にそのどちらかの話だと思っている。それは時には陽にもなるし、陰にもなる。学生時代の雅楽合宿の時、とある宮内庁楽師から君の笛の音には裏がないと言われた事がある。その時はよく分からなかったが、まぁ、あの時はとにかく全力疾走だったからその事を言われたんだなと今になって思う。要するに力を抜いて、息をしなさいと言う事だ。 こんなものは考えたってわかるもんじゃない。体得しなければならない。 まずは落ち着く事だ。それでいずれ分かってくるかもしれない。