龍馬伝を観終わって思った事

毎週こちらで見てました^。^

何がすごいってこの時代に活躍してた人達が、とにかく皆若いという事。

僕はこういうのに基本的に影響されやすいタイプだから、毎週観終わった後は何の根拠もなく気持ちが高まっていました。特に今こうやって何かをここNYでしようとしている時ですので。ただこういうTVから受ける根拠のない気持の高ぶりは一時間もたてば消えますが、、、、。

たかが150年前の事といえども、時代が今とはかなり違うから全く今と同じ視点で考える事はできないと思うが、それでも人の勢いというか何かに向かうという気持ちは特に龍馬の周りにいた若い者は強く持ってたんだろうなと思う。

一つの気持ちを継続させるためには具体性が必要だ。龍馬があそこまでできたのは、ある意味未来の光というものを彼の頭の中で創造的、且具体的に描けていたんだなと思う。そして上士から虐げられてたという恨みに対しあの力が働かなかったというのはないわけはない。彼の成し遂げた事を一つの芸術作品とみなすと、芸術というものは何かに立ち向かうという形でしかよいものは生まれないのかなとも思ったりする。毎日平和に生きている者にいい物が作れるのだろうか?と思ったりしてしまう。

改めて感じたのは人間の一人のエネルギーというものはとてつもなく大きいものだ。一人で事を成し遂げるのは難しいけれど、龍馬にはたくさんの人が集まってきてたし、彼に人生の望みをかける人はたくさんいてその人達のおけげで龍馬は一つの事を成し遂げた。しかしやはり元は龍馬という一個人の人間の思いから始まっている。

結果的に今日本という国が龍馬の目指したみんなが笑って暮らせる国になっているかは分からない。民主国家という国は出来上がったが、今は今で日本には毎年三万人という自殺者や、最近は虐待の問題も出てきている。“人の心に関わった問題”が増えてきているという事である。世の中というのは変わり続ける。

“人の心に関わった問題”が増えてきているという事は、人の心から生まれる普遍性をもった芸術と宗教が必要となって来ている時代なのかもしれない。

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