2010-01-17

雅楽コンサート終了

AmericanMuseumでのコンサートが今日終わりました。
       
                 演奏前



                  演奏後



さて僕が今日感じた事を書きます。
まず今回はきちっとした舞台だったので出入りの練習をきちっと行いました。それにより舞台に入りながら全員が緊張感を高めて行くことができます。西洋音楽の場合は入り方までにはそれほどこだわらないと思いますが、雅楽は出入りの歩き方や人と人との間隔などもすごく大切です。だから演奏者が舞台に入り始めた時点で演奏が始まっています。きちっとした入り方ができればお客さんにもその緊張感が伝わりホール全体がぴりっと引き締まります。今日はまずこれが良かった点です。


演奏に関しては普段の80%の力は出せたんじゃないかと思います。しかしながら本番というのは恐ろしいのもので練習でなんなくできた所を間違えたりするものです。今日もそういう事態が発生いたしました、、、技術的な事はもちろん僕も含め、みんなまだまだで改善の余地はたくさんあります。例えば雅楽の難しいリズムですが、それをまだみんな頭で覚えようとしているのです。


僕が思うに雅楽は、何度も述べるように大切なのは呼吸のリズムです。そして一つ一つの音が伸びきってから次の音に変わる。これを体得していくと、それを理解している演奏者どうしではそう簡単にリズムは崩れません。緊張するとどうしても呼吸が浅くなるので息を止めてリズムを考えてしまいます。その結果時々頭が真っ白になりにっちもさっちもいかなくなり一拍が半拍のリズムになったりします。今日もそのような事が少し起こりました。だから呼吸を体で覚えていかなければならない。


次回への大きな課題です。


お客さんは250人くらいの大き過ぎず小さ過ぎずのホールに、三分の二くらい来て下さった感じでまあまあの入り具合だったと思います。へんな言い方ですが、お客さんの質によって演奏は変わります。もちろん先にも述べたようにまずは演奏者全員が緊張感を持つ事が大切ですが、、今日はほとんどの方が真剣に且つ、雅楽のコンサートは拍手のタイミングがすごく難しいのですが、それもきっちりとした所でして下さいました。


さて次に向けてやらなけれならない事はまずは個々人のレベルを上げていかなければなりません。あとはこのグループの目的とするものは一体何なのか、という事をもう一度考えていくともさらに頑張る意味というか、意義が見えてくるのかもしれません。
特に僕の師匠から笛を購入したHさんとYさんはびしびし鍛えていかなければ思っています。二人ともすごく筋がよく、めきめきと上達していってます。将来が楽しみです。


Hさんへ


今日は緊張していたにも関わらず、管絃の音頭の部分、しっかりと音が地に付いていたと思います。まだまだやらなければならない事はたくさんありますが、とりあえずは口の力も段々抜けてきましたし、次は音が出てから音を音で丹田を使って押していく練習ですね。決して息を使って吹こうとせずに、“気”をいれていくイメージです。大事なのは鳴らすのではなく、あくまでも自然に鳴ってこなければなりません。


Yさんへ


たぶん次に何をしなければならないかが自分で見えているはずです。そうです。体の至る所の力を意識的に抜いていく事です。それだけで間違いなく音に伸びが出てきます。もっともっともっとうまくなります。二人とも僕が保障します。


舞人は今日は女性だっのですが、すごく品のある舞いを舞ってたように感じました。舞いも楽器も重要な事は奇麗な音を出そうとか、華麗な舞をしようとかそういうのは一切必要ないと思うのですが、と申すのは、そういったものは自然に出てくるもので出そうとして出るものではないからです。彼女はそういうのを全く意識してなかったにもかかわらずそういうオーラが出ていたのは彼女の人間性によるものなんでしょう。芸術は人間が大切です。半人前の僕がいうのもなまいきなのですが、、、


終わった後は質問コーナーなどもあり、日本では舞台に上がってきてお客さんが質問するというのはまずありえませんが、ここはNY。みんなどんどん質問しに舞台に上がって来てました。


今回は抜頭面をこちらの日本人の彫刻家の方に新しく作ってもらいました。すごく感情溢れた、そして偏りのない癖のない面であると僕は思います。







さてどうすればもっともっとこの団体が良くなるか、、、考えなければばらばい。。
一つはみんが楽しいと感じる事。でもそれだけでは駄目です、もう一段上に上がるには。


次の僕の演奏は二月初めにバイオリンとコントラバスとです。
毎回毎回少しでも進歩して行きたいものです。


明日学校休みで良かった。。宿題しなきゃ。







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