僕の雅楽、龍笛の中心となるもの ~舞台~ 考え中・・・

来月のマンハッタンでのコンサートに向けてどういった舞台を作ろうかと考えています。

そのため、もう一度、自分は一体何を伝えたいのかを原点に立ち返って考えてみました。というよりまだ今も書きながら考えています。

コンサートの中心に持ってくる曲は“火、水、風”という師匠が作った四万十川に焦点を合わせた曲です。

舞台の中に、音と共にこの火、水、風という世界(空間)を視覚的に作りだしたいのです。

今回の僕の意識のテーマは「繋がり(円)、温かみ、厳しさ」という言葉に、考えているうちに絞られてきました。もちろんこの考え方の原点は“自然”です。
それとともに表現したいのは、過去、現在、未来、縦、横、高さ、そして、フォーカスポイントは“今”です。

「火、水、風というのを、繋がりと温かみと厳しさを持って表現する」といった感じでしょうか。そして今につながる時間的、空間的なもの。

さて何を考えているかというと、僕は立って演奏するのですが、その下に敷く敷物の柄について考えているのです。


今回僕が使用する衣装は水(川の流れ)を表したものです。渡米前、知人に仕立てて頂きました。




最初は単に赤の毛氈を火を表すために敷こうと思ってたんですけど、考えてるうちにこれではいまいち面白みに欠けると思い、それでは自分で何か自分の内面を表す絵を書いてやろうと思いついたわけです。

というのは先週Readingの授業でカンディンスキーに関する記事がでてきて、大学の時に行ったエルミタージュ美術館で彼の作品に感銘を受けた事を思い出したからです。

僕にもあんな感じの絵が描けるんじゃないか?思い上がりもいいとこです。つくづく単純な男です。柿谷という男は。

さてそれはさておき、、

風はなんとなく竹かなと思い、実家ならその辺に乱立してる竹だが、こちらで何人かに尋ねてみるとない事が判明、今の所の情報では。
チャイナタウンに行けば何か情報が手に入るかも。週末探しに出かけようと思っています。


もしあったら、竹を組むか、それとも舞台に乱雑させるかは未定。


下の絵は衝動的に書いた、敷物の柄。はい、残念ながら全くセンスなしです、、、、このブログで僕の絵のセンスのなさを見せる必要があるのだろうか、、、???

まぁいいや。





ほんとに何がなんだかさっぱり分からないと思いますが、三枚とも僕の立つ位置は真ん中で、思いは音が丸く広がって欲しいという事。

何に書いたらいいのか、どれくらいの大きさにするのかも、全くもって未定。。大きければ大きい程いいのですが。。何かいい生地が手にはいるだろうか??

大事なイメージは、求心力と、その反対の言葉が思いつか泣かなかったので、発散力としておきましょう。発信力かもしれない、、

一枚目と二枚目は中心の赤(僕の丹田)に向かって地球の上からと、地球の中心から’気’が集まってるイメージでこれは僕がいつも吹く時にイメージしている映像です。
自分の中に取り入れた’気’を柿谷貞洋という人間を通して、爆発的に且つ滑らかに発信する。音色でもって。

三枚目はただ単に、丸く色々な色素をもって広く大きく広がる感じで、下が欠けているのはここから、お客さんと気を通じ合わせるためです。


さて中心となるもの、言葉として、色として、イメージとして、はてなんだろう・・??

イマイチ言葉が降りてこない。イメージは「限りなく小さな、透明の粒子に少し黒が混じった一点からすべてが始まる。」といった具合です。

何を言いたいんだ僕は??

とりあえずシャワー浴びよう。


いや明日の宿題しなきゃ。

まだエッセイ残ってるの忘れてた、、もう11時じゃないか。。

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