2009-08-24

龍笛を選ぶ~自分の気持ち~



秋のにおいがしてきましたね^/^

22、23日とは師匠宅へ行ってきて、今月も新しい発見がいくつかありました。


渡米まで残すところ後二週間程となり、27日の僕の四万十市での初のソロコンサートまでももう日が無くなってきました。お陰様で昨日満席になりました。

本気で臨んでいきたいところです。

龍笛に関しては先月替えて、僕としては大分馴染んできたところですが、何人かの生徒さん達には、前の方がいいとか、音が軽いとか、龍笛の音がしないとか、、、僕の薄い?ガラスの心はバリバリと割られました、、(泣) もう渡米まで二週間なのに、、ここにきて、、

僕が二十歳過ぎくらいから教えてる方々なので僕の成長をよく知っていて、又僕をこれまで支えてきてくれた方々です。

しかしながら、龍笛を選択しなければならない際に対しての僕が思う大切なことは、≪僕自身がどんな音を出したいか、何をどう表現したいか≫という事を基準にしなければならないという事であります。もちろん聞いて下さる方がいて笛吹き柿谷が存在し、成長させて頂いているというのもすごく重要な点であります。

自分の癖ではない、“本来”の個性と“本来の竹の音”を表現するという点において龍笛を選ばなければなりません。“本来”という言葉はすごく難しい概念ではあります、、、というよりも“ここ”を求めているのですから。

僕の自分の笛に対する感覚としては、今の笛の方が吹いてる時、笛の真を感じる事ができ、自分のイメージを以前よりは自由に表現することができます。これは僕の目指す“本来”の音というものに近づいているのかという事について、はっきり言って自信があります。

僕は、基本的に自分の音の状態が変化する、若しくは他の人の自分の音に対する反応が変わるというのはいい事だと思っています。それが良かろうが悪かろうが。なぜなら前進しているから変化するのです。しかも今回は自分の笛に対する感覚がすごく良い。

きれいな音だけではメッセージは伝わりません。音は蒸留水では駄目で、色々な要素が必要なのです。今回僕の音が受けいられなかった原因の一つとして、今の新管は前の笛よりも透明度が高いのです。だから、音の中に繊維が詰まっていなかったのです。これでは聞いてる人の想像力を焚き立てることはできません。これは科学的に捉えると、ただ単に口の力が完全に抜けていなかったから、振動数が弱かった。僕の技術不足だった、これだけです。おそらく、、、

いずれにせよ、自分の笛に対して自分が納得しなければなりません。僕の場合は、師匠が明らかに今の笛の方が良いと言ってるのが僕の気持ちを後押ししているというのも否めませんが、今までにない自分と楽器との一体感を味わう事ができています。

しかしながらこの笛は僕にとっては通過点の笛であるというのも直観的に解ります。

人の意見と自分の感性、両方大切にしなければなりません。

さて後は音を練り込んでいきます。


                  






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