2009-04-16

稽古にむけて


明日からは1か月ぶりに師匠のとこへ稽古へ行きます。

24才まで僕は師匠の近くに住んでいたので、出会ってから7,8年間はすぐに稽古に行けたのですが、今は8時間ほどかけていかなければなりませんので、一回一回の稽古が勝負です。渡米も近いですし。


稽古といっても、なんだかんだと忙しい人なので、僕が横で吹きながら師匠は書き物をしてたり、何か他の用事をしながらという感じですが、最近は自分の音がどうなのか、師匠が何も言わなくても、師匠の顔を見て、眼を見てなんとなく分かるようになってきました。僕が8時間かけて行き、たった2,3日の滞在を知っていながら、何も教えてくれないことも時々あるので、顔をじっとみながら観察しながら吹かないといけないんです。拈華微笑の世界です。。。


しかし先月は何かと指導していただきました。専門的な話になりますが、" 吹き込んだ後の音の押しが弱い"。これが僕の先月から今月にかけての課題です。雅楽を知らない方には小難しい話ですが、この“押す”というのは決して腹で押すのでもなければ、力で押すのでもないし、音を大きくするのでもないのです。これは今日の朝、いつものように師匠の音をMDで聞きながら練習してたらなんとなく分かったのですが。。


口の力を最大限に抜いて、音の中に音をもう一つ入れるのではないかなと思ったんです。昔から師匠が言ってる『音の中には絹が引いているんや、雅楽はシルクロードから伝わってきたんやろ』の意味がなんとなく映像として感じれるようになったんです。この絹糸を引いていくのがたぶん“押し”ていくということなのではないか……、間違ってるかもしれません…


というか何言ってるかわかりませんよね??自分で書きながらマニアックだなとおもいます。。




 さて絹糸の引き方ですが、これは自分が絹糸にならないとわからないのです。 タイガーウッズはゴルフのイメージトレーニングをする時、普通の人は自分の打つフォームをイメージするらしいのですが、この人は自分がゴルフボールになって飛んでいくイメージをするんですって。


自分が風になって絹糸を引きながら音になっていく。同じようなイメージかなと思うのですが。今日そのことがなんとなく解り書いてみました。


とりあえず、まだ体得とは言えないのですが、明日師匠の前でそのイメージで“押し”を意識しながら吹いてみようと思います。たぶん微笑んでいただけると思うのですが。。

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