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今年度、職場で学んだこと

 今年度は、今まで自分が持っていなかった様々な知識、知恵が頭の中にンストールされたのではないかと思う年でした。 今日は職場の人たちから僕が一年を通じて学んだことを書きます。 ギアーさんから学んだ事…この人はとにかく冴えている。一見回りを見てないようで、聞いていないようですべてを把握してるようである。何か月か経って分かったことだが…  一つ一つの仕事がすごく丁寧で、繊細である。もちろん器の大きい人だが、器以上のことはしない感じの印象を僕は受けた。この部分はすごく勉強になった。ギアーさんありがとうございました。  イシダイさんから学んだこと…人を使うのが上手い。僕はこの人にすごくかわいがってもらい、色々と学んだ。木の切り方から、包丁の磨ぎ型から、釘の打ち方から…他にも様々…。いったい何の仕事だろうか…??必ず、まず自分が手本を見せてから僕がやる。 これは当たり前のことだが、すごく大事なことだと思う。いしだいさんからはここを学んだ。CDもたくさん貸していただき、ありがとうございました。 ソルマックさんから学んだこと…僕はよく回りが見えなくなる。一つのことに夢中になって、しかも少しテンパッテッてる時なんかは特に…。そんな時はいつも「まぁ一服してちょうだい」といつも僕の性格を見越して言ってくれた。落ち着いて物事を考える。ここをこの人から学んだ。ありがとうございました。 キャキャさんから学んだこと…いつも明るい。分らんことはよくキャキャさんに聞いた。すごく細かなところに目が届いて、色々と出来の悪い僕に、気を使い助けてくれた。僕にとっては職場のお母さんのような感じであった。人が喜ぶことをしてあげる。しかも自然に。ここをキャキャさんからは学んだ。ありがとうございました。 BRACEさんから学んだこと…今年度僕が一番影響を受けた人である。とにかく無条件に色々と教えてもらった。一番は‘やればできる’ということ。今までは、こんなことは自分にはできないとか、これは自分の分野ではないとか、自分で勝手に自分の力を制限していた。この人にここを破壊してもらった。もちろん完全ではないが。毎日たくさん怒られたが(笑)、この気持ちが生まれたのはこの人のお陰であって、これは何物にも代えられない。ありがとうございました。 お山さんか学んだこと…一度山に連れていってもらった。去年の5月くらいかな…。とにかく植

おくりびと

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先日、米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞した≪おくりびと≫の原作者青木新門さんに関する記事を読んで感じたことがあったので書きます。  青木さんは早稲田大学を中退し、経営していた飲食店も潰してしまって、ある日、奥さんから「子供に飲ませる粉ミルクが買えない」といわれ、大ゲンカをした時に奥さんから投げられた新聞の求人欄がきっかけで納棺師になった。青木さんがこの仕事に就いたころ、まだ半分以上は自宅死だったそうで、今でいう湯灌や、白衣を着せたり、納棺するのは家族が行い、またこの時代富山という地方では、東京、大阪ならともかく、他人の死体を触っただけでも町に出られない時代でだっだ。  そんなある日叔父から「お前は親族の恥だ、親戚の冠婚葬祭にも呼ばない絶交だ」とまで言われたそうだ。それ以来青木さんは、社会から白い眼で見られることにとても気になり次第にコソコソと会社に行っては、納棺を続けた。そして仕事を辞めようとしたある日、ある出来事が起こった。それは元恋人のお父さんの納棺をすることになったのである。いつもどおり湯灌を始めると、滴り落ちる汗を彼女が横から拭ってくれ、納棺が終わるまで側に付き添い、涙ぐんだ瞳からは少しの軽蔑や哀れみ、同情はなかった。  その瞬間青木さんは、自分の全存在がありのまま認められ、納棺師という仕事を続けようと決意したらしい。そしてどうせやるならと、手袋や納棺時は白衣を着るなど、丁寧な仕事を心がけた。それでも依然と誰とも会わない日が続き、一番の友人に街で避けられた時は、もう仕事を辞めようとした。  しかし運命のいたずらである。叔母から、青木さんを「親戚の恥だ」と罵倒していた叔父が危篤だと連絡が入った。母親からも連絡が入り、泣くようにお見舞いをせがまれ仕方なく病院へ行くと叔父は酸素吸入器をつけていた。震える手を青木さんの元へ差し出す手は、眼尻から涙がこぼれ、以前罵倒した叔父とは別人であった。小さなかすれる声で『ありがとう』と言っていた。その後叔父は亡くなった。  青木さんは言う。「亡くなる前の人はみんな穏やかで、自分は、すべてが輝いている世界へ行く人のお手伝いをするのだ」と。  とにかく続ける、一つのことを続ける。信念があるにしろないにしろ。一つの事を続けるということは、それは、生きること自体、その人間その

目標設定

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さて、一回投稿してからかなりの時間がたちました。今度こそはコンスタントに続けていきたいと、一応思ってます。 我が家には4人の里子がいまして、下の二人は僕が毎日風呂に入れるのですが、保育園の下の子は、まだ頭をイマイチ自分できれいに洗うことができず、僕がやります。そして洗い始めるとすぐに―「あと何秒???」―と聞いてきて、だいたい50秒とか、そこらを言うと必死に数え始めるのですが、時々いじわるして10000秒とかいうと、涙が出てき始め、鼻水と石鹸で顔がえらいことになります。。。。はい、何を言いたいかと申しますと、当たり前のことですが、ゴールが見えないと子供でも大人でも今やっていることを続けにくくなりますね。 僕の目指しているところは、まだかなり遠くにありますが、少しずつ区切りをつけ目標設定をしていきたいです。 とりあえずは、今月末のTOEFLです…今のところ全く歯が立たずです