コンサート “HI MIZU KAZE~Rebirth” 終了
先日のコンサートの報告です。 5日はダンサーが飛行機がカリフォルニアから飛ばず、出演できないという事になり急きょ“HI MIZU KAZE~Preludeとして行いました。 そして今回やっと16日に“HI MIZU KAZE~Rebirth” 実は和太鼓とのセッションは僕にとって初めてでした。しかもプログラムの半分は即興で行いました。通常雅楽の世界ではかなり細かなとこまで打ち合わせ練習して望みます。というかそれが望ましい姿だと思います。ですのでプログラムの半分を即興でするというのは僕にとっては初めての試みで、しかも実は結構楽しんでしまいました。 今回も基本的な打ち合わせはしてますが、大まかなストラクチャーのみ。途中俳優さんに詩の朗読を入れてもらたっりして、僕としても色々と勉強になり今後の活動に参考になる部分がたくさんありました。 改めて気付いたのはやっぱり龍笛は音色が命。逆にいえば特に古典以外の曲を吹く時は音質がよければ聞かせる事が出来るが、音がすかすかだったらいくら神業的な指をつかっても全くお話にならない。 もちろん音楽というのは一音だけでは音楽になりにくいから、指の移し方、息の使い方も勉強しなければならないのはいうまでもない。 さてダンスの事だが彼女は実によくやった。それとともに古典の舞の完成度にも改めて気付いた。あれだけ無駄な動きを削り、呼吸とともにできている“動き”というのは類を見ない気もする。今さらだが。。 さらに創造的な仕事をしていきたいと思う。 ご来場頂いた方本当にありがとうございました。