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一年ぶりに

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久方ぶりになりました。 先日、地元の小学校にニュージーランドから十数名来られて、華道、茶道を通じての文化交流のようなものがありました。 そこで、なんとお茶を点てるお役目を頂き、人様の前に出ることになったのでした。 音が無いというのは本当に緊張するもので、緊張して手が震えると棗(なつめ)に茶杓を置くことができないとは聞いていたものの、、まさにそれに近いもの味わいました。 え〜柿谷さんあれだけ舞台出るのに緊張するんですか〜?って軽いプレッシャーがかかっていたのも原因かと、いや言い訳かな。 いずれにせよ、楽しいひとときでした🍵

秋めいてまいりました

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秋まさにたけなわ、とはいきませんが段々と空気の香りが寂しくなってきた感じですね。 ところで秋はなぜ芸術なんだろうと思うと、確かに芸術というのは変化が起きる時に生まれるものだ。春もしかり。しかし芸術の春とは言わず芸術の秋である。寂寥感であったり、わび、さびが漂わすものがなかんずく人の心に訴えるのであろう。 先日、高知県立文学館というところで演奏させて頂きました。今回僕がお願いしたのは打てば響くピアノの野村知子氏と、バイオリンは伸び盛りの松田佐和子氏。文学館の屋外の一角に藤浪の森という処が当初演奏場所でしたが、雨のため屋内でする事に。少し残念でしたがお天道様にはかないません。 今現在のこれからの演奏予定。 11月5日 11月6日 石川記念病院 11月15日 南郷小学校(withピアニスト濵口亜希) 11月22日 四万十市一条さんでの練り歩き 11月30日 三浦小学校(withピアニスト濵口亜希) 12月2、3日 よろしくお願いします♫

お茶教室&お箏・龍笛コンサート

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今日は四万十市のとある小学校でお茶教室があり、バックの音楽として生田流のお箏の先生と演奏させて頂きました。生徒さん達が、お茶を点て終わった後は、30分程のミニコンサートでした。 この企画を組んだ学校の先生がまずすばらしいですね。 和敬清寂:お茶一杯の中に、人間の世界観をすべて入れてしまうという、まさに日本人の感性ですね。さらにお茶の稽古も励まねば! さて最後の30分は僕のソロ、お箏のソロ、そして二人で春の海、最後はピアノの先生にも入って頂き三人でさくら、荒城の月、ふるさとをメドレーで演奏しました。 僕のソロは、今日は僕が吹いた後に曲名を考えてもらうという事を不意に思いつきやってもらいました。僕も半分は即興で。 冬の四万十川をイメージして、4分程。 最後に生徒さん達に聞いてみると、、やはり少し難しかったのかなかなかでてきません。そして季節としてのイメージを尋ねてみると、夏と冬が多く、少し冬が多かったかな。 という事で曲名は”冬の四万十”。 学校がこういう日本の文化を学生さん達に学ぶ機会をどんどん増やしてほしいですね。

撮影

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先日、プロフィールのための写真撮影を行いました。 スタイリストさん、カメラマンさんに入って頂くと、なんだか違いますね。。 ますます腕を磨いていかなければと思っています。 今年の5月30日、四万十市、6月1日には高知県立美術館にて私が主催の公演を行います。 今年は、雅楽に加え、洋楽器やバレエのダンサーにも入って頂き、陰陽師、安倍清明を題材にした、陰陽五行説(木、火、土、金、水)を章だてにした物語をお送りいたします。 ワクワクする舞台を創たいと思っています。 皆さまお楽しみに!! 先日撮った写真を少し公開!!

よし!

なんとなくブログから遠ざかっていたが、そろそろ定期的に書きたいと思い始めています。 先日、地元四万十市で”若きアーティストとアートを愛でる人達の集い”というのを行った。色々なジャンルの人達に集まってもらいネットワークをつくり、誰かがイベントをする時は連絡をしあうというのが、とりあえずの目的。 反省点はあったものの、とりあえずは「楽しかった!」という声が多かったのでよかったかなと。楽しいといのは、とにかく一番大事な事で、それから次のステップに物事は移る。もっと楽しくするにはどうすればいいかと今思案中。 この集いの発展性の一例として、僕が今企画しているのが、今年12月に行う平家物語。雅楽、日本舞踊、お琴、ピアノ、声学で無常と希望を表現しようとするもの。 音楽にはジャンルがある。その楽器でしか表現できない何かがあるからジャンルがあると僕は思っている。それらをあえて終結させ、いい意味でそれぞれの楽器が妥協しあい、バランスを取り合い、一つのテーマに向かう。 って格好のいい事をいいながらどうなるのか、実は始めての試みなのでわからない。。。 何を書きたかったのかよくわからないものなってしまったが、久しぶりのブログでした。 12月の公演の詳細は間もなく!!

第1回 若き アーティストとアートを愛でる人達の集い in 四万十

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2014年10月10日(金)18時30分~       場所  風雅       四万十市中村桜町       駐車車は10台分あります。 食事代  5000円(アルコール付き)       3000円 申込締め切り 10月8日(水)   四万十市周辺で、次世代の幡多文化を担う 20 代~ 45 歳くらい までのアーティストが集い、演奏会、発表会、 舞台等の情報交換を行ったり、又、 集いの中から異分野のアーティストとの方々とのコラボレーション を生み出し、 新しい芸術を発信するきっかけができたらという思いから発足いた しました。 洋楽、邦楽、踊り、お華、絵画、書道、茶道、写真、料理、版画、 映像、その他何でも芸術に携わっている方ならどなたでも OK です !自分はやらないけど、 観たり聞いたりする事が好きという方も大歓迎です! 主に FB や、メールで情報交換を行い、 年に数回会合を開く予定です。又、 関わっている全てのアーティストが集えるイベントなんかも企画で きたらと思っています。若きアーティストの皆様、ぜひ、 この幡多から素晴らしいものを外に向けて発信していきましょう。 ご連絡お待ちしております。 発起人 柿谷貞洋 ( 龍笛奏者 ) 賛同人 (2014 年 8 月 16 日時点 )               慶祥芳之 ( 日本舞踊家 )               宮地美和               高畑節 ( ピアニスト )               遠山真衣               岡田吏央               黒田成富 ( マーチングトレーナー ) お問い合わせ 柿谷貞洋 sdhrkktn0712@gma...

ここ最近の事

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まずは我が家の庭の”ひまわり”から。 数ヶ月前、母が突然庭にひまわりを植えてひまわりの油を取るなどといいだしたから、家族全員(現在数10人)総出で、庭を耕し、週末は草引きなどに追われた。 約一ヶ月後。 以外と綺麗にできるもんだ。。 ゴッホにでもなってみるか、、と思うが、まるで僕には絵心がない事を数秒後に悟る。 先週末は母の実家の新築祝いに行き、帰りに宮島に寄ってきた。 フェリーから~ やはり海にある鳥居は何やら、神々しい。 ↑仲良し夫妻。 ↑ 僕と親戚のジョン。ジョンはハワイ生まれのハワイ育ちで今は日本で日本語を勉強中。夏休みに我が家に遊びに来た。親父同士が従兄弟だから、ジョンとは又従兄弟かな。最近低下ぎみの英語でなにやら説明する僕。 とにかく暑い、暑い。。+前日の弟夫妻との酒。で少し疲れぎみ、というのが僕の笑顔がイマイチ冴えないいいわけ。 厳島神社は、雅楽をしてる人間としては一度は訪れたい場所であると思う。海の上で行われる雅楽は荘厳なものであろう。昔の人間はたいした事を思いつき、したものだといまさらながら感心する。 その後はもみじ饅頭をかじり、宮島といえば穴子めし!!妹がタクシーの運転手さんに聞いて噂の店へ行ったらなんと一時間待ち。こりゃ待っとれんと思ってた矢先になんとこの方。 さかなくん  汗だくの(^^; ロケ中で、しかも入ろうとした店を間違えたらしく、やり直しの場面。がんばれ^^ 我々一家はもちろん、昼飯に一時間待ちなどする根性を誰ひとりとして持ち合わせてないから、近くの店に入り穴子めしを食した。以外と、いや、かなりうまかった。 なんとなく小学生の日記になってしまったが、ここ最近の出来事でした。。 ちゃんちゃん(*´∀`*)

わたしと小鳥とすずと

今、金子みすゞの詩がどうも心に引っかかり書いてみました。 わたしが両手をひろげても、 お空はちっともとべないが、 とべる小鳥はわたしのように、 地面をはやく走れない。 わたしがからだをゆすっても、 きれいな音はでないけど、 あのなるすずはわたしのように たくさんなうたはしらないよ。 すずと、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。 解釈は色々あろうが、今の僕が感じたことは、 “登り方は色々あるんだな” 何かが動きそうで動かなそうな、そんな最近です。

太極拳

昔からやってみたかった太極拳。 近くの集会所でやっていて、知人に誘われたので今月から始めてみました。といっても一週抜かしたのでまだ二回だけです。 まずは。。僕は基本的に体が硬いのでそこからスタートです。思ってたより体に柔軟性が求められます。気を体に流しながら一つ一つの動きを行いますが、体が堅いと決まったポーズがとれないためこれは何ともなりませぬ。これから毎日柔軟体操です^^ 太極拳の動きは全て丹田から始まるようです。中心が動きそれから、体の末に向かって動いていく。日々の生活ではまず末から、例えば物を取る時もいちいち体の中心に意識をして、それから手を動かす人なぞそうはいないと思います。足も然り。 体の細部に意識を持って動くというのはすごく大切だと改めて認識し直しています。ただ動いても全く意味がない。これは笛を吹く時もたぶん同じです。 さて、そもそもなぜ僕がこれを始めたか!?実は、、よからぬ企みを持ってまして。。雅楽の舞と太極拳を融合させて新しい舞なぞできないものかと。。 いかんいかん、そんなことよりまずは風呂上がりの柔軟体操

大きな理想に向かって

皆様、あけましておめでとうございます。 旧年中、真に皆様のお陰をもちまして無事に通らせて頂く事ができました。 本年も厳しく柿谷に対し、御指導して頂きたいと思います。どうぞよろしくおねがい致します。 昨晩、とある雑誌を見ていると天理大学の飯降学長と サグラダ・ファミリア 専任彫刻家の外尾悦郎氏の対談を見つけた。外尾氏については僕は面識はないが飯降学長はドイツのケルン大学で雅楽公演があった時に少々お話をさせて頂いた。飯降学長はハワイにいる親戚の柿谷は知っていたようなので話は早かった。さて、サグラダ・ファミリアというのは、建築家アントニオ・ガウディ―の設計によるもので2005年に世界遺産に登録された。建築が始まったのは1882年で、その当時バルセロナは産業革命の真最中で町は大きな繁栄を遂げていたそうだ。しかし、その反面貧富の格差は広がり、一部の人間の心は荒んでいったそうだ。その状況に憂いを感じた書店店主ジュゼップ・マリア・ボカベーリャが社会の最小単位である家族に重きを置く「聖ヨセフ帰依者協会」を設立し、その家族を大切にするという理想の象徴としてこの教会の建築を提案したのがサグラダ・ファミリアの建設に至ったようだ。 外尾氏によると、ガウディは常に言ってたそうです。 「まず初めに愛があり、次に技術が来るのだ。」 外尾氏は言います。「サグラダ・ファミリアの建築において、形の完成よりも大事なのは、それを作り上げていくことによって人類が成長すること。これが実は課題なのだ。」 この“人類が成長すること”。この言葉は僕にとって実はすごく普遍性を持っているようで持っていない印象を受けるのです。昨年の九月の終わりにインドに行ってたくさんの物乞いを見てきました。もう数時間で死ぬんじゃないかという道に倒れている人間をたくさん見ました。この人達にとって心の成長などという意識はないのです。ただ腹が減っていてお金が欲しい。おそらくこのような国はアフリカに行かずともアジアにもまだたくさんある。だからこの”成長すること”というのはすごく大切なことだけれどもすごく難しい言葉だと思うのです。 この対談ではその他、文化について、文明について、本物というものについて語られています。 飯降学長が最後にこのように締めておられます。 「私たちは、人々が心に希望の火をともし続け...

一年を振り返って

今年の全てが3.11に帰結されるのではないでしょうか。 私達の人間の生きる目的は?基本的でありながら抽象的な、こんな問いを今年は多くの人が発したのではないでしょうか。 僕個人的には、今年は一つの人生の区切りであった。26歳のときにアメリカに行って龍笛を吹きたいという思いからこの五年間は進んできた。他の事は何も考えずとにかく突っ走った。自分なりには一つの成果を成し遂げたと確信している。確信と言うと大げさになるかもしれないが、一つの結果は果たせたと思う。もちろんこれからが本番なのはわかっているし、この5年間というのはこれからの準備だからこれからの結果がこの五年間の意味であると思っている。 8月にNYを発ち、イギリス、オランダ、ベルギー、フランス、ドイツと天理大学雅楽部のヨーロッパ公演に龍笛、舞人として参加させてもらい、その後は一人で念願のインドに行ってきた。色んな人と話しし、色んな人の生き方を見てきた。特に大地震の後だったからどの国に行っても地震の事は聞かれ、その度に世界は広いようでせまいと何度感じたことか。 長々と書き綴るつもりはない。 いつもの決め台詞。来年も”背水の陣”で踏ん張る。 僕にしかできない事をやっていきたいと思う。 皆様よいお年を。

最近の生活

ブログ、早くも復活です。といいましても何かがあったわけではなくただ単にタイプしたくなったからです。 まことに早い一年でした。これから先はもっと早くなるのでしょう。 “悠々として急げ”(開口健) 帰国してから約二カ月発ち、雅楽の方はまだ大きな進展がありません。全くもって僕の力不足で仲間を一つにまとめる事ができません。僕自信も雅楽に対しもう一度気持ちを確認している段階です。 龍笛一本で15年近く突っ走ってきましたが、今はもう一度本当の意味で笛というものを解らなければならない時期にきています。どうしても大きな壁が前にあり実はそれが今越えられないのです。これを越えられなければ僕は笛というものを手放さなければならないかもしれません。それくらいの覚悟で臨まないと僕が笛を吹く意味はないと思っています。 しかしながら、今は皆さまのおかげで日々楽しく生活させて頂いてます。 進展があり次第随時御報告したいと思います。

少しブログお休みいたします

みなさまご無沙汰しています。 日本に帰って来て今は実家にいますが、あいかわらずうろちょろとしています。 突然ですが、少しの間ブログをお休み致します。長い間おつきあいありがとうございました。 と言いましても来月には復活するかもしれません。半年後になるかもしれません。一年後になるかもしれません。 では失礼いたします。

ベルギーにて

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ロンドンから夜行バスでベルギーに移りました。 第一印象。 建物が美しすぎる。 ビールがうまい。 Gyroがうまい。 人も幾分NYよりやさしい 特に何も予定してなかったので、地図で町を確認してたら声をかけてきたカナダ人(彼もここが初めて)と一緒に行動する事になり、楽器をたくさん置いてあるミュージアムに行きました。 説明はフランス語とオランダ語だけだったので出合った彼に英語に翻訳してもらいながら見てまわりました。でもそれぞれの楽器のセクションで音を聞いて回る事ができたのでそれはかなり楽しめました。 そしてビール!! とにかく町が美しい。なめてかかってましたが、また来たい国の一つです。 今度はもちろん演奏で。

ロンドン所感

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NYを先月の30日に出ました。 いきなりのハプニング発生でJFKをアメリカン航空で11時PM発のはずがさっそくエンジントラブル。滑走路にでて走り出し離陸しかけたら急に失速。。おいおい しかしあきらめないパイロット、もう一回挑戦するが、またしても飛びかけた瞬間エンジン失速。 機内放送でチェックするから少し待ってくれとのこと。待つ事2時間。結局飛行機を乗り換える事になり下ろされた。それから待つ事2時間で出発は2時半AM。 とりあえずロンドンに無事に着きました。 約一日半の滞在で感じた事、まずは飯がお世辞でもうまいとはいえない。。。やけに町にゴミ箱が少ない。それからかなり交通ルールってのをみんな守ってるようなきがしました。 それではとりあえず写真はっつけます。 僕の荷物、あまくみてました、バックパックてのはめちゃくちゃ重いです。 バッキンガム宮殿 英国国会議事堂 ウクライナより東に来るのは初めてだったのでとにかなにもかもが新鮮でした。 ロンドン大学での雅楽コンサートがあるのでまた約10日後に戻ってきます。ちなみに今はアムステルダムで近々ベルギーでの事も書きます。 明日大学生と合流です。

第一章終了

ハリケーンが来るとNYは今大騒ぎです。 今日はNYでお手伝いをさせて頂いた龍笛メンバーで最後の練習を予定してましたが、地下鉄が全てストップしてしまってキャンセルとなりました。まぁ世の中すべてうまくいくとはかぎりません。 残すところNY生活も後3日となりました。来週にはロンドンへ発ち、一週間程ベルギー、オランダと一人で回ります。その後、母校天理大学雅楽部のヨーロッパ公演に参加してそれから念願のインドへ一人旅~!!日本へは再来月に帰ります。 26歳の時に初めてNYに来て、ここで笛を吹きたい、そして自分のグル―プを世界で活躍できる団体にしたいと思い準備を始めて約5年。これからが本番です。 ここで自分の思ってたことの半分も成し遂げられれば十分だと思ってました。結果は三分の一程でしょうか。でもこれぐらいが今後またここへ来た時の課題ができてよかったと思っています。 僕の人生第一章終了。そしてすぐに二章の始まりです。これからはもっと厳しい道になるのはある程度覚悟しているし、そしてもう後戻りもできない。しっかり踏ん張って生きたい。

Bear Mountain, Seven Lakes

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外で龍笛を吹くと気持ちいい反面、音が広がっていくので自分が大きな自然の中に包まれてすごく小さな存在に感じ音もあまり出ていないような感覚に陥ります。 この何か不満足な気持ちを解決するにはまず自分は小さな存在であるという事を素直に認め、風になり竹に息を当て、鳴ったら鳴った。鳴らねばそれはそれという心域まで到達しないとならないのですが、修行足らずの僕にはまだ道のりが遠いようです。 NJに住む知人に連れて行っていただきました。 晴れてたらマンハッタンが見えるそうですが。。 野生の鹿を発見。 笛を吹きながら接近。 この雨上がりの質感が音色に潤いを与えてくれ何か神気を養った気持ちです。

NADESHIKO JAPAN!!!!

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勝ちました!! 言葉はいりませんよね。 さて、僕も頑張っていきます。

源氏物語

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恋をすることなど、、、文明は進歩しても、人間が考えてることは今も平安時代もそう変わりないんだなぁ。 さて今日はアジアンソサエティーで源氏物語のダンスをみてきました。 http://asiasociety.org/events-calendar/film-and-performance-tale-genji http://www.ichinohedance.org/ 雅楽の曲も途中少し使われていました。 ダンスの中には古典の雅楽の舞のスタイルも幾分か取り入れられていました。しかしおそらく雅楽を普通にやっている人が見ると納得できない部分もありそうだなという感じもしました。 雅楽の舞が直接的に人間の感情を舞の中に表現しない一方、今日のは直接的に気持ちをダンスの中で表しているように僕は感じました。これが所謂現代ダンスと呼ばれる特長の一つであるのだろうとは思いますが。 こういう風にみると斬新な動きもたくさんあり学ぶことも多かったが、雅楽の舞というのはあまりにも完成度が高いと言う事も再認識しました。 もし新しい雅楽の舞を作りだすとすれば、そして言葉でそれを表現するとすれば「意思も持った動きに無の感情を加える」といったとこだろうか。

ほめる文化

今僕がお世話になっているホームステイ先の旦那さんがとある雑誌に今毎月寄稿している。 今月の題名は「ほめる文化」というものだった。 どこの親も子供の野球の試合には大声をあげて応援する。しかしアメリカは少し違うらしい。日本だと負けた子供に対し何のスポーツでも監督や、親が人前でよく叱り飛ばしたりするが、アメリカの監督はどんな時もひたする褒めるらしい。だから子供が委縮しない。 失敗しても怒られないという意識があるから本番に強い。 コロンビア大学の雅楽の学生さんにも、実は僕も最初驚いた事がある。指使いすらあやしくても全く動じず本番で主管を吹く。さらに全体としても本番の方がよかったりする。 母校の大学ではありえない事だ。 僕は日本人だから、基本的に日本びいきだが、これはアメリカのすばらしい文化だと思う。 今日本語学校で小学生のクラスを一つ持たせて頂いている。まぁこれは大変なクラスでとにかくあばれるというか授業にほとんどならない。僕の近くにきてはペンは取ろうとするは、机の下に潜りこむは、、、、 それでも最近少し試した事がある。簡単なプリントをさせて100点を取らしてあげる。それはテストでもなんでもなく、ただの授業中のプリントであっても、何度も直さして、最終的に赤ペンで大きく100点とかいてあげる。そして褒める これは見事に効果あり。。 まず机に座って問題を静かに解くようになったし、次も100点を取ろうとする。次も100点とると自信がでてくる。 この自信を与えるという事はとてもとても大切なんだと感じた。例え小さなことでも。